奥行き感
かさなり
光と影
日本的要素
やはりどこを切っても日本人のStudio aula です。

池田町の「生まれる家」現場打ち合わせ
お施主さんが塗ったレットシーダーが貼られました。
着実に施主さんの手から家の形が生まれています！

安曇野のまつかさねの家　左官屋さんはまだか？まだか？が合言葉
屋敷林に見立てた壁柱がなかなか仕上がらず大工さんの外工事も進みません。
足場も外れません。
明日は大丈夫との事で信頼してお待ちします。

重ねた壁の間から見えるみどり。格子越しの景色が日常風景を変えてくれます。
土間がぐるっと回廊の様に繋がり、室内のスキップフロアと共にピクチャーウィンドウから
見える景色が切り取られていきます。
室内環境も壁柱に守られ、抜けながら閉める部分を持つ機能的な家です。
お施主さんのご厚意を頂き　4月6日（日）オープンハウスです。

昨日の塩尻のオープンハウスに
お忙しい中お越し頂きありがとうございました。

本日、無事に引き渡し。
お施主さんからは「大満足です。長かった～」とのお言葉。
紆余曲折はいつもの様に、長い打ち合わせ期間中、そして現場も7カ月という長丁場、
また寒い中、床塗りと色々と施主さんには精一杯踏ん張ってもらいました。
施工の滝澤工務店さんにも感謝しております。

最初は方向性がぶれたり行ったり来たりした事もありましたが、再確認出来た事は体に優しい素を生かす自然素材の家という事でした。
それは当初からこの家の施主さんの一番大切なもので、
長い設計期間の中でお互いに解りあってこうして素晴らしい家が出来上がりました。

人それぞれ求めている方向性が違い、とまどう事も多々ありますが
こうして感謝をして頂く日が来ると思いがけず涙が出てきます。
お施主さんには色々と教えて頂く事も多く、夫婦愛、子供達への愛お裾わけしてもらいました。

これからも末永くこの家と家族を大切にして行って下さい。
出会いの中で、真正面から向かい合ってくれる二人に応えられる様に私達も真正面を向いて泣いて笑って感謝して一皮向けたかも？と感じます。
素直って素晴らしい。そして遣り甲斐のある仕事ありがとうございました。
これからもどうか末永くよろしくお願いします。