長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Aug 24, 2021

エントランス前庭

 

長いアプローチ
エントランスには自然な形の小端立て。

 

Aug 23, 2021

処暑 綿のはなしべ開く

引渡しから1年半経過した松本市の欅紅葉の家で
COJI NAKAOさんに竣工写真を撮影して頂きました。

土地は40坪で床面積も25坪です。

空間をスキップさせ本棚を機能的に介入させたことで

広がりのある住まいとなりました。

 

Aug 02, 2021

大暑 末候 大雨(たいう)ときどき降る

先週は

竣工写真の撮影で昨年 引渡しをした住まいに伺いました。

いずれも庭を竣工後に整えた住まいの中にいると草をむしり水をやり生活の中に

庭との暮らしが住まいの風景として日常に馴染んでいるのが見え良い時間を過ごすことができました。

ご協力いただき本当にありがとうございました。

私たちは庭と建築の足元から遠景のつながりとランドスケープを創っていきたいと考えています。

そして
一番大切なことは大地と自然な要件の中でなるべく負荷をかけない庭

そのため外構は最初から計画していきたいと思っています。

最近の大雨の時も一度地面を掘りほぐし粘性土を水捌けのよい土に置き換えることや

芝生や大木の根っこの吸水性があれば屋根からの雨水も敷地内に吸水して行っていました。

また樹種や樹木とは一期一会の出会いのようなものという意識でいます。

その場として成り立つに相応しい樹種と出会うこと
植える際の気配りや表と裏の見極める眼力

先日の庭は

そして何といってもここまでやって頂いたことに感動したと

三楽さんへの言葉をもらったことでやはり確信しました。

視点や所作のルールと結界は独特の世界観であり京都で小川治兵衛により作庭された近代日本庭園を見た時に

とりわけ7代目の無鄰菴の見立てを聞いた時

そして桂離宮で庭の手入れのお手伝いの機会に恵まれた際に

まるで宝石の様に庭の小石や蒸した苔の落葉の扱い方

地下足袋の歩き方道具の動かし方

所作を体感し作庭の世界の深さを心から感じたことを思い出します。

今思えば何と貴重な機会だったんでしょう。

植栽の時期は住まいが落ち着いてから

必要な場所に光と影の存在としての樹木

一期一会を逃さないために

そして長いおつきあいをしていく為にも

良い庭師さんと共に進んでいきたいと思っています。

日曜日は実施設計の打ち合わせ

見積もり依頼が続きます。

Jun 28, 2021

夏至 菖蒲 華咲く

先週は現場と着工現場の図面を進め

新しい計画も進んでいます。

最近の相談はご実家の近くでと農地転用の相談が時々あります。

塩尻市で3年半前に竣工した「凪の家」に外収納、板塀と庭つくりのお話しに行きました。

丁度暮らしに慣れ必要な場所も足りない部分も見えてきた頃

計画当初南の土地の植栽を借景と考えていたのですがコンクリートの擁壁も見えるので

そこを板塀をつくりアイストップとすること。

エントランスの正面の空き地の緑も良い風情と当初思っていた以上に草の勢いがあり過ぎるので

板塀で境界をつくり手入れが楽しみなエリアに変え

植栽もリビングから手の届く場所に考えて行きます。

何かと共通した繋がりがありこの日の午後も

諏訪の施主さん(友人同士)がソーセージ作りに来るというので

楽しみにしていたのですがすれ違いでした。
しかしソーセージは美味しく夕ご飯に頂きました!

午後は上田市に打ち合わせへ

私が和田峠に向かうものと勘違いし

お昼を塩嶺高原のLAMP+で頂いたことで遅刻してしまいました。

 

今日からの新しい1週間も施主さんとのお話しが多く

今朝はガスオーブンを付けたいという要望で

築3年の施主さん宅へ行く仕事から始まりました。

 

Jun 23, 2021

大町八王子神社大祓い


昨年も参らせていただいた八王子神社さんの大祓いに行きました。

集落の方にとっては定着した年中行事の様で

良い行事です。

授与所のエントランスにデッキが出来ました。

計画当初まず敷地内にある檜の木を伐採し

授与所完成当初は12月

その時期に無理を言って三楽さんに整えてもらった庭のアプローチの浅間石と

数本の植栽の他、施主さんが庭をいつも整え植物にも詳しいので

小まめに空間に合わせて工夫して植えてくれてとても良い場所になってます。

珍しいガクアジサイもあり数十年かけて育てて集めた植物が

コミュニケーションのきっかけになっている様です。

 

 

 

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