長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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塩尻市で計画中の現場です。
昨年まで耕作されていたご実家の田を宅地にする為に
レベル測量を行いました。
盛土と土の入れ替えが必要になりますが、
早くからご相談頂いたので最初から転圧した砂利を敷きこむ事で
地盤改良など余計な費用も極力発生しないように計画できます。

最近、新聞広告も少なくなり消費税協奏曲も一息ついた様子です。
巷のお話では、今でしょ!と動いてみても借り入れが難しいと諦めるケースも多いとか。
家づくりは計画的に、一生に一度の事やはりじっくり考えましょう!


手作りのほうば餅は草木の香りがします。
木曽地方では今の季節の風物詩でした。良い香りと共に美味しいお餅で
大きな葉、二枚に包まれていました。
ちいさなお餅が大きな葉の中からひよこっと顔を覗かせるとほっとしますね。
現場は基礎の断熱材が搬入され外の型枠工事中です。

土曜日は打ち合わせの後、高遠美術館経由で蓼科へ行く計画を実行!
目的はtaiki工房さんの作品展
緊張感のある作品と融合した空間からはひたむきに、彼が純粋に鉄と向き合う日々を感じとれました。
彼の一年どう生きて来たかを感じ取りたいと思っては居ても、私たちの様に日々に追われる平坦な頭からは、なかなか鋭さが追い付いていかない。
そして蓼科は大人になってから出来た大切な友達のお誘いで
別荘へお邪魔しました。
著名な建築家によって30年前に建てられた別荘を友人のお仲間が譲り受けてリノベして使っていますが、
和室へ落とすハイサイドライの光の取り入れ方や取り外しが出来る格子、曲面の天井と、暖炉など建築家と当時の施主の多くの拘りを感じる別荘です。
人の手仕事や思考のプロセスが使い手が変わっても、なお引き継がれていく事に心地よさを感じ、いつかこうした別荘を持ちたい!ひたすら夢は膨らみます。
夕食の後は猫談義
以前BSで放映された
~おまえなしでは生きていけない ~猫を愛した芸術家の物語~
第二夜 内田 百閒
『ノラや』老いを迎えた作家が猫失踪で知った孤独の物語
を見ながら、身に迫ったり笑いあったり猫談義したり、猫バカの集まりの夜はひたすら怪しいものでした(笑)



園芸農家のお施主さんにまたひとつ教えて頂きました!手前の白い花の咲く樹木は「なんじゃもんじゃ」という木なのだそうです。
由来は、日本の自生種ですが、ある限られた地域 、木曽川流域(愛知・岐阜)と対馬にしか自生しない落葉性の高木という分布が離れた飛び地にある変わった樹木です。
それで外の場所に植栽されても誰も木の名前がわからず「何の木じゃ」が「ナンジャモンジャ」になったらしい。とのことです。
花には雄の木と雌の木があり4つに裂けた白い花が健気でうっすらとその香りを漂わせています。
事務所では、なんじゃもんじゃ…むにゃむにゃ となった猫が私の横で寝てますよ~
今日は「かたらう家」(松本市)の定例打合せでした。
内部は大工さんが引き続き造作工事の真っ最中でキッチン収納がもう少しで完成します。

板金屋さんは外壁のガルバを張り始めています。
コーナー納まりや雨仕舞いの部分を重点的に打合せしました。

