長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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風が抜けて行く二階のバルコニーにはハンモックを設置する予定です。

腕の良い職人さんは何時も忙しく、現場も最後まで抜けられません。アプローチからのエントランスには透明ガラスを両袖に設置し奥の抜けた庭やアクアリウムが道からも垣間見えます。住宅街にありながら二区画という広い敷地。以前の家は一区画ごと母屋と離れがあり、繋がりがありませんでしたが、新しい住宅は一階はエントランスで、2階はバルコニーで繋がりデッキや開口を通して庭を共有する、つかず離れずの関係性を大切にしました。こうして広い敷地で暮らすことが出来るのもご両親や祖父母と一緒だから・・最近は大家族での暮らしも見直されて来ていますね。

は?なに?
塩尻大門で30日に玄蕃まつりというお祭りがあり
その日、庭で燻煙ナイトをしようかと試しにチーズ、ゆで卵、鶏肉をサクラチップで燻してみました。
もちろん外でやってみたものの数日間は事務所の内部まで何とも言い難い香りに包まれ~でも
燻したことで味の深みが出ますしビールやワインのおつまみには持って来いです!
佐久市の開く家
一昨年からご実家の横という計画が続きました。
不思議なもので、思考や条件が似た計画が続く事がありますが、今年は平屋の計画が続きます。
平屋のもつ利点や暮らしやすさに対する可能性は色々とありますが敷地全体を室内と絡めて考えられることが大きいと思います。
例えばインナーテラスや坪庭を配置し外部からは見えないけれど内部は思い切り開放出来る事。
そして今計画中の平屋「SAKUちゃんの平屋(仮称)」ではカーテンをつけず暮らせる家を目指して進んでいます。
「信州準寒冷地温熱教室2016」JIA日本建築家協会長野クラブ主催の環境設計セミナー(6回コース)へ参加しています。
ソフトを使っても言葉で説明できても本質的にどのような意味を持つのかを理解できている人は少ないといわれるお話を岐阜県立森林分化アカデミー准教授の辻 充孝さんの全6回の講義により実務に基づき建築家が得意とするコートハウスや平屋住宅にも取り入れる事が出来る内容になっています。
ハウスメーカーさんの総2階で外皮面積を少なくする規格型住宅で謳い文句にされているZEH(ゼロエネルギー住宅)2020基準はそれは出来て当たり前なのでしょうが、住まい手の拘りにひとつずつに対応する為に建築家・建築士も自ら考えるべく知識を蓄積しています。しかし政府の補助金は工期の面では設計事務所は太刀打ち出来そうもありません。
