長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Jun 01, 2018

小田原文化財団 江ノ原測候所


ファウンダー 杉本 博司氏による
概説
転載

悠久の昔、古代人が意識をもってまずした事は、天空のうちにある自身の場を
確認する作業であった。

そしてそれがアートの起源でもあった。
天空を測候する事にもう一度立ち戻ってみる、そこにかすかな未来へと通ずる糸口が
開いているように私は思う。

転載おわり













風景のなかにある
建築を眺めると意図を深く感じるために
天気(天のごきげん)に目を凝らす

駿河湾は綺麗に見えたが
富士山は雲隠れしていたこの日

雲の流れと見え隠れする太陽と
雨に降られ
風に吹かれ
不思議とやはり「天」を意識していた。

ひとの原点は「天」とつながること



May 25, 2018

仕上げ確認



計画中より壁匠トーワさんへ施主さんと出向き

検討させて頂いた外壁、床モルタル洗い出し、内部漆喰の仕上げが決まりました。
何度も下打ち合わせ、二世帯の親子間でもお話をしていただいていたのでスムーズに決定となり
左官仕上げも一気に進みます。
解体より1年経過し竣工の日が漸く見えて来ました。
7月20日前後には竣工予定です。

May 24, 2018

ワイナリーハウス

私たちは農村で生まれ育ちました。
人の情と厳しさのある中で、美しい風景を当たり前の様に受け取り
幼少から仕事をする厳しさも味わいながら
野を駆け、川に遊び冒険し
それが今の糧になっています。


May 23, 2018

起業家と






今月発売のKURAに「時を想う家」掲載されております。

先日、塩尻市に新しく建築されたコーワーキングスペース+シェアオフィスのプレオープンに参加させていただきました。
建築は楽しみながら設計を進めたこと、自由な発想で表現された事が伝わる建築家の良い顔と共に
楽しませて頂きました。

STUDIOAULAの最近は、起業家や経営者である施主さんが増えて来たように思います。

仮に施主さんがコワーキングスペースに行くとしてどんな「場」の使い方をするのだろうか?
何かを貫く事、協調性、独自性、広い視野をもつことや人を惹きつける魅力に溢れた皆さん一人一人の事を思い出しつつ
どの様に「ひと」と「場」と関わっていくのだろうかと思いを巡らせてみました。

仕事に専門性があればあるほど、守秘義務も生じ、時代の流れの速さに翻弄されていく中で
コワーキングスペースで仕事をする難しさも、ちょっとした雑談や息抜きや視点の変化を欲する事も多々あり、mimosaの様な小さな場所でも出会いで人が繋がり解決策に直結する場面は何度も見て来ました。

その場に揃った時代の最先端を行くIT機器に「さ、さあ!アイデアを出して!」と促されているような感覚に
自分の「NOIDEA」に恥ずかしさを感じ、身の置き場が見つからなかったものの、ともあれ塩尻を訪れる役所関係の都会の方々にとっては使いやすそうで良かったです。

一方、HANALABさんやCREEKSさんに、居心地の良さがあるのは苦しみながら混沌とした狭間で民間で運営され、重ねて来た思いやその場所の中に、その街のひとの顔があるからなんでしょう。

「スナバ」にも地元の人が溶け込めれば良い場所になっていきそうです。



May 22, 2018

解体終了

下諏訪町でメンテナンス
築8年経過した空間はよりお施主さんらしくなり
外部はメンテの時期に
近くで工事が始まるのでしっかりやらせていただきますね。



















「余白の間」では解体が完了しました。
数年前に建てられた9坪ハウスと母屋、浴室棟があり敷地全体の
関係性を確認。

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