長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Nov 25, 2021

無相の家

最近は予算調整で衝撃を受けることが続き

そんな時に何故か母の写真を見ると元気がでてくるので不思議です。

 

何があっても乗り越えていける。

普通に80歳超えて生きて元気でいてくれる

少しくらい物質としての何かが無くなっても家の価値も

人の価値も変わることはない

 

この時代に住まいを手に入れる事は試練と希望との擦り合わせの連続で

一段と強くなり家族で話し合いながら掴み取ることなのだと感じます。

 

Nov 20, 2021

まち路地再生のデザイン

松本市で計画中の模型この集落で二件設計できたことで

開口を向かい合わせたり意匠を一部そろえたり高さを低く合わせて
路地をつくることができました。

私たちが設計する上で一番大切に考えていることは

敷地のある周辺環境に向き合う事です。

高度成長と共に日本の20世紀の中で消えてしまったもの路地

あいまいな境界

ひととひとがつながり子供たちを地域で育てる路地の広場や空間

例えば設備や

内装は後で変えられますが敷地や周辺に対しての在り方は

あとから変えることができません。

何を思って計画を進めているのだろうかと予算調整の中で考え直す機会が多くなり

振り返ると

私たちの信条はまちと共にあると再認識できました。

 

 

路地に学ぶ生活空間の再生術

彰国社

2010年初版

 

Oct 08, 2021

お手間をおかけします。

先週から東北そして九州 昨夜は東京と関東で地震がありました。

今暫くは日本中が地震について用心する時期にありますので重い荷物やタンスなど倒れないように

そして慌てないように心がけて行きましょう。

松本市里山辺で農地転用の許可がおりました。ご実家の樹齢百年の杉を伐採して新居に使うことになり

朝から伐採の立ち合いに向かいました。

百年前にどんな時代を思い描いて木を植えたのでしょう。

先の子孫が豊かに暮らせるようにと願って手入れもされて来た貴重な杉の木を

生かしていくことは私たちの仕事。

思いの残る木を新しい住まいに使う事は皆を大切にする思いを受け継ぎ

そして木の暖かさが長く家族を護ってくれるはず。

伐採前に新しい家で使う場所を決めてその長さに切ってもらいます。

畑から高低差のある敷地の運び出しは手段が限られそこが難題でもありますが

今回は無事に

トラックのある道路まで運ぶ機材と方法を検討し解決できたので

根羽村森林組合に引き取りに来てもらい乾燥加工してもらいます。

 

 

 

 

 

 

Oct 07, 2021

美しい日本の旅館

北信地域にある旅館レセプション ラウンジから見える庭園

旅館にはいくつかの日本庭園があり豊かな湯量の温泉も楽しめるので
長野県民割を使い宿泊する事にしました!

家の中で我慢してきた日常生活に漸く潤いが戻りそうです。

この日は

計画中のプロジェクトの見え方や地域との繋がりについて

検討するために宿泊の予約に寄ってみました。

日本庭園の緑が美しく掛け軸など古美術品に囲まれたレセプション

季節ごとに入れ替えられるそうです。

折角の機会になるので普段のシンプルな日常とは異なる奥行き感と

非日常の世界を体験していくことも楽しみです。

 

 

Aug 26, 2021

杉の木

松本市の計画です。

江戸時代に建てられた母屋と同じくらいの年齢の杉の大木を

伐採して住まいの中に使う計画です。

根羽村さんと現地へ

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