長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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田んぼの穂が成長し緑の青さが鮮やかなピクチャーウィンドウからの風景
既存宅地
大きな造成をされず
そのままの形の土地でした。
土地を探す場合、分譲地よりも既存宅地か変形地がお奨めです。
利便性とその他のバランス大切です。
私達が住んでいるのが真四角の分譲地ですが
昨年、利便性を向上させるために市議会議員が要望を出し
前の県道交差点及び道路を少しだけ拡張してくださったので
トラックの往来が明らかに増えて体感で2倍。
塩尻は歴史的に見ても交通の要所ですが
郷原街道の前庭が特徴だった昭和40年代より既に車の往来を優先し
居住環境が劣化という循環に。
何とか落ち着ける場所をという自邸計画はもはや3年経過してしまいました。
今秋こそは!と考えています。

お盆休み前に現場を巡回した際の写真
松本市の現場
木工事中です。
久しぶりにゆっくりとした時間を過ごし
これからまた年末へ向けてエネルギーを充電できました。

手刻みで材木を加工していた現場で雨が降る前に
無事上棟しました。

平屋ですが変化に富んだシークエンス
建築でいうシークエンスは動いていく事で見えてくる景色
眺望を取りこむことが難しい場所では内に取り込む場所と風景をつくることが
要となります。
連続する開口そして広がる空間
窓から見える余地と隣地との隙間の中にみえる日常や自然 空や草
設計した私達も想定をしながらも
ひとつひとつに驚きと豊かさを感じているので
住まいしてからのご家族にとって
そこに見出す日常が少しでも豊かになるように
まだ出来ることを考えています。
今年の7月も年中行事の季節を慌ただしく過ごし
これから気持ちを落ち着けて深呼吸しながら第二章へと進んで行きます。
秋着工に向けて細部の検討
そして考えるばかりで手が動いていない計画を練りこんでいく時間
頭の中は建築巡りができないストレスで一杯。
妄想したあの空間そして撮りためた写真の場所へと再訪したい強い思いと
もやもやは皆が持っているので我慢我慢です。
友人の庭に住み着いたカナヘビ君の存在がひたすら羨ましく思え写真で癒される日々。
塩尻市の平屋では内部木工事完了し外回りへ進んでいます。

松本市南浅間の平屋で引渡し
皆同じように紆余曲折あり経験を重ねて来て本当に良かったと思う事は
一生懸命に家づくりと毎日の仕事と向き合う施主さんと同じ目線でお話しが
出来るようになったことです。
そして
心のこもったお手紙を頂きこちらも感無量です。
「寄り添ってくださりありがとうございます」とありました。
私達も年齢を重ねてきて本当に良かった。
まだまだ人生の歩みがはじまったばかりのご家族
新しい家がまた施主さんの色で染まるのを楽しみにしています!
