長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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昭和の実家
片付けにジモティを利用しながら取り組み始め
色々な人に家具や家電を再利用してもらうことで少し気持ちが楽になります。
それにしても独身時代の洋服や本や表彰状やら(汗)
自分の放置した物にも向き合っています。(恥)
先の見えない暑い中でのゴミ出し仕事は本当に大変すぎます。
いったいいつ終わるのか・・
水回りの改修工事と敷居の入った小さな段差改修工事
浴室 洗面 キッチンを取り替えるため
壁を剥がしています。
断熱範囲が明らかでなくボロボロに・・
こりゃ寒いわ。
昭和時代は断熱材は入れたらそれで良し!という施工方法でした。
通気層という考えも定かでない頃
室内も壁体内も殆ど外部の為、幸いなことに構造には痛みはありませんでした。
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旅する古物商さんに実家の食器類、小物類を片付けに来て頂きました。
捨てるのではなく次に生かされて行くと考えると気持ちが前をむくことができます。
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その縁で買い取って頂いた金額を塩尻の旧はりかさんの改修工事のクラウドファンディングへ
応援させていただきました。
食器類は粗品の物以外はほぼ全部
海外で買ってきた小物やお土産 オルゴールまで
引きとってくださり気持ちが軽くなりました。
空いた食器棚やボード
家具類は次の試練となります。
小物家電も多い・・お布団も
腰にも来ますがぼちぼち片付けていきます。
実家の片付けは少しずつ進み
祖母が大切にしていた重箱を開けると戦前の運動会プログラムが出て来ました。
朝7時30分に集合し70種目もあって
朝から晩まで楽しみながら重箱のお弁当を広げて楽しんでいたことが想像できました。
蓋の裏には山庄の文字が残り細工は凝ったものではありませんが
巣山 庄兵衛製作のお重箱、家を建てた大正時代にお仏壇と一緒に制作頂いたように思います。
今ではお重箱の用途は限られますが大切にしていた思いと
私の手の中に残していく事にしました。
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母が10年一人で暮らした実家は
施設入居して以来約3年空き家になり草も生え
手入れもせずほぼ放置です。
ご近所迷惑と老朽化してしまい母の荷物やお仏壇と真剣に向き合う事にしました。
若い世代と違い様々な問題や感情があり
解決策が見いだせない・・
だから向き合う事も避けて来ましたがこれはもう放っておけない事態です。
やれやれな事も多く
一歩ずつ進めていくので同じ悩むを持つ方が居たらと思い綴っていきます。
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