長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

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Dec 02, 2021

小雪 橘はじめて黄なり

すっかり紅葉が落葉し冬支度の季節になりました。

塩尻の塩嶺高原木工事中

道路からは小さな平屋にみえますが内部は開口からの景色が

爽快なリビング兼音楽室

この意外性に施主さんが感動してくれています。

と言っても感動をさせてくれるのはいつも風景なのです。

 

 

 

Nov 29, 2021

小雪 虹蔵(かく)れて見えず

寒さが急に厳しくなり現場の基礎工事は凍結の心配はなくても

作業してくれる職人さんは大変な中ありがとうございます。

引渡しと着工と予算調整などで

今年の正念場と年初から思っていた11月を

無事に乗り越えることが出来ました。

お施主さんの寛容さ工務店の対応力などなど周囲に恵まれ施主に恵まれ

順調に進んで来ました。

これから社会情勢もあり工事の過程ではより一層の努力が必要な日々も続きますが

共に乗り越えて行けると確信を持てた11月でした。

これから一層より強くそしてシンプルで質の良い建築を目指して進んで行きます。

Nov 29, 2021

地鎮祭

ご実家の土地を見せて頂き農転申請から始まった松本市の住宅
許可が無事におり地鎮祭を行いました。

 

大勢の出席があり

賑やかな地鎮祭 眺望に恵まれた敷地で進んでいくのが

楽しみです。

お施主さん本当におめでとうございます。

 

 

 

Nov 25, 2021

無相の家

最近は予算調整で衝撃を受けることが続き

そんな時に何故か母の写真を見ると元気がでてくるので不思議です。

 

何があっても乗り越えていける。

普通に80歳超えて生きて元気でいてくれる

少しくらい物質としての何かが無くなっても家の価値も

人の価値も変わることはない

 

この時代に住まいを手に入れる事は試練と希望との擦り合わせの連続で

一段と強くなり家族で話し合いながら掴み取ることなのだと感じます。

 

Nov 23, 2021

引渡し

松本市で引渡し
土地探しから3年半

施主のKさんの思いが実った住まい

車庫があって雨に濡れないような家をと親心から予算調整の中でも

お話しがあり心残りもありましたが

完成した家には思いを込めた中心があってKさんが

例え雨に濡れても風に吹かれても必ず守り全てを包み込んでくれると信じています。

桜並木のある南の敷地を借景として大開口と大きなテラスを設けました。

2階は高さを低く抑え1.600㎜から始まる天井が屋根の形状に添って広がります。

1階の天井高も2.100と低く抑え吹抜から見える景色を切り取るように

ダイナミックな空間と桜の樹木によって日々を感じ季節の変化を齎してくれました。

北に配置したトップライトからの光を中心におき

東西の開口は抑え道路面に水回りとシューズインクロークなど機能を配置し

リビングが守られるような場所と考えました。

多くの方の協力と拠り所となるご近所の方々
そして思いを込めて施工してくれたMAC(エムエーシー)と

計画の中心にある「祈り」の間お厨子を製作してくださった前田純一さんに深く感謝申し上げます。

 

 

 

竣工写真は来春 庭のできたあと桜の季節になります。

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