長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Nov 15, 2022

足場が外れました。

出会いから約2年
実家の杉を伐採し運搬、根羽村へ運び家の中心に据えました。
江戸時代に植えられて枝打ちされたりされなかったりの大きな杉
そのまま焚き付けにという話もありましたが人の手のかかった木を家に使う事で
いつも見守ってくれる
この安心感と喜びは永遠に続きます。

農転を経て地鎮祭をしてから約1年 
造成工事、水道取り出しなどもあり時間がかかりましたが足場が外れました。

施主さんの笑顔
そして希望に満ちた凛々しい顔
それを見ることができる喜び

小笠原建築さん
そして職人さん
丁寧に時間をかけてくれた外壁の仕上げ
施主さんとても気に入ってくれてます!
ありがとうございます。

話は違いますが
様々な外的要因で家づくりが厳しい時代
色々な方向へ彷徨いながら
というご相談が最近の傾向としてあります。

どんな時代でも施主力があればきっと乗り越えて行けます。
決断力と腹をくくる覚悟。
そして臨機応変に変わっていく姿勢
物に執着する時代でもないという楽観論
共通する解は決まって単純なことかもしれないですね。

ご相談に来てくださったご家族が
良い家で暮らせますよう

Nov 14, 2022

立冬 次候 土初めて凍る

事務所の窓から見えるヤマモミジもヒメシャラもすっかり晩秋の色どりです。

土日と設計打ち合わせで沢山の笑顔に逢いました。
ニーチェの言葉を思い出します。

朝起きてすること
今日も誰か一人の幸せのために
誰かを幸せをするために皆生きていると思います。
幸せな日常と仕事のため

現場も進みました。
今秋も設計の詰めと現場の大詰めへ
そして上棟準備
20日はOPENHOUSE予定です。

Nov 07, 2022

立冬 初候 椿はじめて開く

秋の深まりと共に現場も進みました。
東御市で外部は完成、内部は断熱材まで貼り終わり造作の木工事中で12月末引渡し予定です。

松本市里山辺では11/20OPENHOUSE
仕上げ工事が終盤に入っています。

もう一件松本市里山辺の本当に苦労している施主塗装の住まい
頑張れ~!
あともう一歩 苦しい中でも光が見えて来ました。
さすがイラストレーターさん 
力強く 内部塗装進みほっとしている関係者一同

宮田村で農転から数々の申請を経て漸く基礎着工
素晴らしい風景の中の平屋です。

また先週の1週間も来春着工の打ち合わせや検討事項で
初めての試みなどあり少しだけ右往左往しています。

土日と建築相談
数か月お待ちくださりお越しいただき
ありがとうございます。
お話しが参考になれば幸いです。

仕事以外では
佐藤美代さんの影絵の会 
(許可を頂いて掲載しています)
伴奏はシンガーソングライター伴瀬朝彦さん

ピュアなアート そして子供たちが想像する自由を楽しむ世界
ひたすら手仕事と即興的な場面に合わせた美しい音楽

この調和のとれた世界が澄んだ芸術でした。

Oct 31, 2022

秋分 次候

デザイナーある古い友人からの二件目の依頼で
東京両国でマンションリノベーション工事が進んでいます。
とても文化的で環境も良く最近は東京のブルックリンと呼ばれる地区


竣工近くの現場が3件 11月に引渡しまでの打ち合わせ
現場確認と1年点検とOB施主さんの御宅でお茶をして相談事
来年着工の基本設計、実施設計の打ち合わせと

設計監理契約と役所対応など
週末も別行動で東京現場と私はTOTOショールームからパンケーキ体験(感動するほど😋)で
お互い良い体験をしました!(笑)

新しいご家族に
ご相談にお越しいただきました。

家づくりの参考になれば幸いです。

Oct 23, 2022

戒めの2週間

様々なSNSで発信し色々な人にご迷惑とご心配をおかけした
猫ロビンの脱走劇
10月4日居ないことに気が付き10月18日に帰るまで
小説が書けるほど色々な猫と人物に出会い喜怒哀楽を繰り返しましたが
無事に日常生活に戻ることが出来ました。

一つ一つの行為や愛着がやはり大切です。
忙しさに翻弄されいつの間にか小さな生き物で助けがないと生きられない
ロビンへの視線や気配りがすっかり抜けていました。

当たり前のことが当たり前にある日々と小さなボタンの掛け違いで大きく日常が揺らぐこと
人の情けで多くの事は解決することが一番の学びです。

疎かにしていた先祖供養や実家の整理整頓、お世話になった方を疎かにしていたことまで思いが及び
一歩ずつ間違いを正しながら朝昼晩と聞き込みチラシ配りポスター張りと夜中の倉庫や畑の探索をして最後はやはりおまじない・・
「立ち別れ いなばのやまのみねにおふる
 まつとし聞かば 今帰り来む」

正に四苦八苦
4つの苦しみは以前臨済宗で座禅に通った際に冷静さを取り戻した住職から聞いた言葉
生まれること老いることやまいそして愛する者との別れ
それは自らの思うままにならぬもの
1週間が過ぎると偶然が重なって二度と会えない事も考えてしまいました。

私たちの日常が戻ったことは寛大な地域の人達と
ご近所の猫好き夫婦にロビンが保護されていて偶々そうなっただけの話でした。

私たちは
実情に感謝しこの日常はいつ失われるか解らない日常であることを心に置き
他の人の痛みに共感し自分にできることを探します。
そして小さくても感謝の気持ちを形にしたいと思います。

本当にありがとうございました。
この2週間の活動
1年半経過し漸く晴れの山ノ内町上棟を迎えました。

10/22宮田村で地鎮祭(進行中を更新)
10/21茅野市でレベル測量
10/15岐阜のキーポイントで材料を調達
佐久で店舗の打ち合わせ
東御で現場打合せ
実施設計の打ち合わせ
などを行いました。
昨日は8月に連絡をくださったご家族の
建築相談でした。
お待ちくださりありがとうございました。

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