長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Aug 16, 2017

キッチンの形

リビング入りでキッチンを空間の象徴として配置
持っている食器や調理器具もオブジェの様に見せています。

個性的でありステンレスの天板は一枚の無垢のステンレス

あれもこれもとなりがちですが
良い空間は潔さから成り立つものですね。

Aug 15, 2017

キッチンから入る事2

こちらもキッチンから入ります。
クライアントの共通点はものに向き合う姿勢が素晴らしいことです。

気に入ったもの、よく吟味してひとつひとつの物を選択し持っているものが少なくぶれることはない。
何よりリビング空間への入り方、見え方を時間をかけて徹底して試行錯誤しました。
また土地を購入した時からこの栗の大木を暮らしながら見ていたいという
意図があり逆にキッチンは見せないためにどうするのかを考えた結果です。
物にあふれた生活が当たり前の世代(団塊の世代)は物を主導で考えてしまいます。
購入したもの=人生そのものという少し前の時代。
に対し
キッチンを研ぎ澄ましあえて見せる選択が出来る=ミニマムで暮らすクライアントには家が出来てからの暮らしぶりや
掃除の行き届いた空間やセルフメンテナンスなどその徹底した姿勢にはいつも教えられています。
お盆休みがとれたので実家の片付けをしています。
母は82になり70代までは捨てないでと意固地になり喧嘩ばかりでしたが
今ではもう自分の体調や食事の事で精いっぱいで整理しても断捨離にも何も言わなくなりました。
それにしても車庫から物置から家から小屋裏収納、樹木からどれだけ捨てれば良いのか
と気が遠くなります。
先月塩尻の素敵な映画館東座で観た「人生フルーツ」という映画の主人公夫婦から感じたこと、
古民家に残された思い出たちと向き合う家族との出会いを通し
この溢れてしまった「ものたち」=ごみ問題 
もの=そのひとの心
と今更ながら感じる様になり
私たちのクライアントにはつくり手が見え、意図が感じられる道具や家具と暮らして欲しいと強く思います。
そして大量生産とは違う過程で創られた道具や家具と暮らすことで
作り手の「こころ」を持った空間が生まれていくのだと改めて感じています。
そして大量生産、大量消費世代の
我が家もまた整理整頓しつつ「もの」と向き合っています。

Aug 14, 2017

キッチンの形

オープンキッチンでキッチン入りの家
美しいディティールで構成されたキッチンがあればこそ成り立つ
そして既製品に飽き足らすこだわる人のキッチンの形
ミニマムに暮らす
物とうまく付き合う事のできる30代の家です。






Aug 13, 2017

かさなり

yohaku 2018 春着工予定計画中

空間を考えつくす

隙間なく埋めることが思考として続いていたように思います。

意図をあたえない、余白のある住宅を計画しました。


Aug 13, 2017

多様化する塗装仕上げ材

定番の漆喰仕上げとAEP
それからチャフウォールとホワイトBOXの時代が長く続いていましたが
自分たちの気持ちとは裏腹にお施主さんよりテクスチャーや色彩、そして強い材料など用途によって
壁材に要求される素材も種類が増えて来ています。

外部の荒壁
漆喰からはじまり
壁のモルタル磨き仕上げ
ポーターズペイント
エフェクトペイント
モールテックスとこの3か月間で仕上げていく壁は7種
そして色調はそれこそさまざまでトーワの社長には何度も見本を製作して頂いています。

また自分たちも試行錯誤・・
色々な人の貪欲さと意欲があり出来上がっていくプロセスを大切にしていきたいと思います。

妖怪「ぬり壁」のトートバックはトーワ藤牧さんのもの
なかなかシャレが利いてますね。






ヨーロッパから来た材料 モールテックス

水にも強く粘りのあり材料は洗面カウンターに初めて使います。

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