長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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1年前は本当にたいへんな事態に(予算の件)
中古住宅をリノベーション予定
耐震診断を行い構造を0.7まであげるとしたら
解体し新築した方が確実でした。
その間ずっとお付き合いさせて頂きましたが
いろいろが感慨深いです。
当初の計画ではとっくに暮らしはじめているはずでした。
今となっては良い思い出ですが、予算と夢のバランスを確かめながら
現実的に進めていくことが大切だということも含め本当に
良い勉強になりました。
とにかく新築を決めてから二人がコスト削減をとことんまでする覚悟が凄かったと思います。
しかしそうした中でもデッキ工事と庭工事も含め外と繋がる
花水木の木に向けてコーナー窓を配置し
自然体で良い家になりました。


栃木県那須 アートビオトープ
レセプションとレストラン、レジデンス棟の間にあるパティオの様な空間
そこに置かれた屋台は越後妻有アートトリエンナーレでも見かけた
アトリエワンのストレッジ・リムジンでした。
アトリエワンはマイクロパブリックスペースと名をつけた小さなインスタレーションを創り出してきた。
地域の歴史や文化環境 人のふるまいを調査して
その場を囲いコミュニティを誘発する様な試みを続けています。
うまい具合に適度に開かれて緑やちいさな彩で「もの」が置かれたリムジンは
すっきりと美しい屋台でその場の空気をつくっていました。
精密なディティールとバランスから屋台でも美しい物は美しいという民芸に通ずるものを感じ取りました。
また
断捨離やシンプルに暮らすという時代になっても
物から考えてしまうひと こころを整え美しく暮らしている人
そのさまざまな価値観のなか日々いろいろあります。
庭と暮らす家

外部足場が解体されデッキ工事も完了
内部仕上げ工事中です。
11月の竣工予定です。

草屋根の家
小笠原建築大工さんが黙々と仕事をしてくれています。
材料に拘り丁寧で長く暮らすことを考えていく

外壁が仕上がりました。
外構と植栽の打ち合わせ
敷地の広さを生かし
地面を雑木と自然に見せて行くこと
水仕舞い、建築との調和
