長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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通電がなされ光が入った現場です。
竣工検査と昨日もう一度事務所検査を行い小さな手直し工事のチェック
竣工まであと一歩となりました。
日中でも視線を気にせず暮らすこと
平屋のコートハウスで実現したかったところです。
リビングとダイニングの変則的な形に添わせた天井と床の収まり
長い敷地の高低差に合わせてプライベートゾーンは一段あげています。
どこにいても家族の姿が見える家となりました。
自然素材と暮らす
古い集落の中古住宅を検討はじめてから約2年ほど
ウッドロングエコと柿渋は素材の持ち味を生かす塗料です。
塗装の初めは色は薄く紫外線に触れて時間の経過と共に深みを増し
初めからそこに存在したような佇まいの住宅となりました。


設計をさせていただいて10年以上経った施主でもある
COZIさん
計画を始めた頃は趣味は写真ということで
物静かなご夫婦でまだ新婚さんで手探りの中小さな家を建てたのでした。
それから水を得た魚の様に物静かながら人に寄り添い静かな感性で今は様々な場所で撮影をする
みんなのCOZIさんです。
家づくりで好きなものを探しはじめて自分自身を見出すという家族も多いものですが
何より若さと素直さが良い方向へ導いてくれていたのだと解ります。
施主の喜びは私たちの喜び
思いがけず1916年 森鴎外作 「高瀬舟」を読みました。
「足るを知る」お話しで
私たちには朝起きて
毎日着る服がある食べる食事がある仕事がある。
なんて恵まれているのだろうか
改めて考えました。
現場と年内見積もり依頼の図面に追われている日々ですが
浅間温泉の日帰り入浴が癖になり
時々通っています。
庭と暮らす家あとは建具取り付けです。


岡谷市で
葵向の家基礎着工しました。
竣工は2021年初夏になります。