長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

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Sep 28, 2016

穂高有明のリノベーション

このところの雨模様でなかなか進められなかった建て方も午後からの雨で中断。
特徴的な切り妻の2階建て部分のみを残し、下屋を撤去、同規模の改築を行っています。
住宅の4号建築の場合、面積が増えなければ確認申請は不要ですが、
建築士の責任で現在の建築基準法に準じなければなりません。
もちろん耐震補強も行います。

既存の2階建て部分を残しながらの補強・・・。曳家するにも、確認申請が必要。
浮かして基礎を作るのもお金が掛かりすぎ・・・。

そこで考えたのが、2階部分の4周を取り囲むように配置された回廊(下屋)でリングのように押さえ込んでしまう方法。既存の柱に新設の添え柱をボルトで固定することで一体化となる。


新しいものが出来ると既存の傾きがよく分かる。
傾きやねじれを修正しながらの建て方になりそう、せめて天気が回復すると良いのですが。

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