長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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小さな、神様の印(しるし)に出会う場所
大町市にある神社で敷地内のお蔵を授与所への改修を計画中です。
大町市南に位置する神社は松川村と大町市の境界に位置し信州安曇野から白馬地方にかけて14神社の宮司さんとしてご奉仕されています。集落の人々の拠り所であった神社は常駐する神職や氏子総代がいないのでお守りや御朱印を受けることが出来ず人知れず各所に鎮座されています。神社の授与所を創る事で神社の習わしを身近に感じて頂き、各所にある14神社を知って頂けたらとの願いです。
お話を頂いてから本を読んだり通常より多くの神社に参る様になり、日本人と神社の深いつながりを再認識できました。しかし集落の中で深く人々の暮らしと結びついていた氏神様やお祭りの風習も暮らしの変化、新興住宅地への人の流れ、核家族化で継承されることも少なくなったことを実感します。
そんな時代にあっても地域と深くつながり人々の拠り所として、神職を全うする大町八王子神社の新しい試みに関わらせて頂く事に何かの光を感じる思いです。

来年の計画の敷地を確認に行きました。ご実家近く所有林の山の木を使えないかと考えています。
まるで別荘の様な環境と眺望の良い敷地で計画中です。
高低差のある敷地を生かした趣味室を半地下に設けた
4層のスキップフロアです。
建築確認申請が必要ではない地域ですがもちろん基準法は順守し
楽しい暮らしを求めるお施主さんのための住宅です。
春着工予定の住宅です。
高低差のある敷地には
蔵、古屋、実家、物置、温泉棟、9坪ハウスがあり
用途に合わせ敷地を往来した生活はまるで集落の様な暮らし方に見えました。
私たちは住宅の内部にも集落に見たてた用途のある空間を配置し
その間を余白で繋ぎました。
小さな集落で暮らす家
余白の間はゆとりを持って日常を眺めてみれば敷地の中、建物の中、集落の中、
いたるところにあります。
昨年より計画し既に1年
漸く考えがまとまってきました。

小さな集落で実家の近くのコミュニティに参加したい主題で購入した土地数々の難題が山積している土地ですが、思いを受け止めて誠実な答えを探すこと。
日々思考の片隅に色々な策が浮かんで来ます。平坦な場所性に慣れていた為か難題があると思考が前に進むのだとふと思います。
