長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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先月引渡しをした安曇野市の住宅「un terzo」で庭工事完了です。
広い敷地 農地と住まいの曖昧な境界をどう柔らかく切り離しながら風景をつないでいくかを考えました。
仕事と暮らしの境界に建築に続く壁を設けたことで緑の背景となり視覚的にも倉庫やハウスを
意識せず空を垣間見ることが叶いました。
また壁の外部では砂利を敷くことで農業用車両の通路と住宅のエントランスが分かれています。
曖昧な境界ですが、地面のパターンが変わるだけでひとの意識で境界は変化していくもの
短時間の滞在でしたが砂利を避けながら作業車を運転してくれる祖父の姿に出会い実感してきました。
ついでの立ち寄りで内から見ることはできませんでしたが
竣工写真の際にお伺いすることが本当に楽しみ。
庭:三楽(松本市)さんありがとうございます。

松本市島内の現場では木工事が完成し外観検査を行い足場が外れました。
竣工まであと1か月内装工事中です。

暦を見ると時間の速さに追われながらも季節が過ぎることを体感出来ている気がします。
恒例のZOOMミーティング
ワークバランスの良い仲間とワンに癒される。
羨ましいなと感じつつ見えないところで苦労したりみんな踏ん張ったりしています。
紹介して頂く事や繋がりからの仕事が多いので
住みやすい家を創っていくのが一番大切なこと
それが改めて共通項でした。
それにしても目の前のことに追われ
何とか決算の締めもできたのでまた今期の反省と来期の目標を定めよう。
塩尻の塩嶺高原で現場打ち合わせ
木工事順調です。


松本市で丁張を確認.
隣地との高低差を解消し
敷地の中で緩やかに解消できるように
GL設定しました。
今日から先に設備工事が始まります。
ニュースでも話題になりましたがショパンコンクールで日本人二人が
2位と4位に入賞。
物凄い快挙です!
特に2位の反田恭平さんの奏でるピアノが好きで2018年コンサートへ行きました。
その時の反田さんはショパンと向き合いながら日本でのコンサートを精力的にこなしていた時期
何度もアンコールにこたえるその姿に強いエネルギーを感じた記憶が蘇ります。
この時の曲は反田さんにとってとてもシンプルな曲だったはず。
しかしツェルニーでさえ美しい抒情詩にしてしまう彼のテクニックや指揮者としての活動や
ソリストを育てる夢などを聞く時、その道に向かって多くの挑戦をし
その経験を結実させた姿に大きな力をもらうことが出来ました!
