長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Feb 13, 2014

保存問題

JIA建築家協会の保存問題長野大会が開催されます。吉田がポスターや冊子などの制作担当になり日夜苦労していました。
今、ブームと言われるほど一般の人の中にも浸透している近代建築は、
明治、大正、昭和にかけて日本を支えた産業と共に生み出されました。
近代建築はその用途を超えて地域の歴史、文化、人々の暮らしなど様々な歴史を併せ持つ建築です。しかし高度成長期にその多くが取り壊され、また老朽化した建物はどれほど文化的価値のあったとしても、その多くが保存活動を経て解体され、新しく機能的かつ画一的な建築へと姿を変えています。

今週末 2月16日は「保存は未来への創造である」と題し藤森 照信先生の基調講演があります。興味のある方は是非ご参加ください。
場所:岡谷市カノラホール 13時より

個性的で凄く苦労して創られたという物語性と個性、手作り感など現代では創れないですけどそこがとても好きです。

Feb 12, 2014

着工準備中

塩尻市の記憶を繋ぐコリドーで上下水道引き込み工事始まりました。
市街化調整区域内での工事の為、着工までに時間がかかっています。

眺めは最高に良い場所です。

先日、無料相談で工務店さんと契約をしようかという前に、ある事で不安になってのご相談がありました。
このケースは稀ですが話の中で間取りを決め見積もりが出てくるまで業者さんとの打ち合わせは2回だけ・・という事でびっくり。
一生に一度の家づくり。
多忙な場合でも是非、何度も何度も家族や業者さんと話をしてください。とアドバイスさせて頂きました。

このまま創って!という施主のいう事を全て聞いてくれる人が善人で結果よしではありません。客観的に判断しメリットデメリットを検討し、後で解りあえれば一度や二度は激しい議論になっても良いんです。

またローコストと言われる○マホームでも平均坪単価は60万円近いというデータがあります。まして長野県は寒冷地です。
なるべく安く!も大切ですが「小さないえ」でも納得の出来る住宅を建てて欲しいと心から思いました。これは設計事務所に依頼するしない?以前の問題で「助言必須」の出来事でした。

ず~っと前からホームページだけは見ていました!というのに今までの苦労が本当にもったいない。
どうぞ何か不安を感じたら遠慮なく無料相談にお越しください。

敷居が高いとか怖がらなくても大丈夫です。少し乱暴なネコは居ますけどね。(これは皆様にお相手して頂いて本当に申し訳ありません)

Feb 10, 2014

フリマシタ

塩尻の現場、現場打ち合わせを一日延期させてもらいました。凄い雪になりおまけにインフルエンザも流行していますが皆さん大丈夫でしたか?基礎工事の現場は少し予定変更も出て今年は雪が多いので職人さんは大変です。


Feb 10, 2014

左官下地

左官やさんのトーワさん[#IMAGE|S40#]こちらの現場もどうかよろしくお願いします!

Feb 04, 2014

建築学会研修会

建築学会の研修会に参加させて頂きました。
岐阜県にある老人福祉施設「もやいの家」 ディサービスも行う2ユニットグループホームです。
固定観念にとらわれず、よりヒューマンスケールで、介護者からの視点ではユニットというよりも、もっと臨機応変な空間の使い方と想像力により空間を生かしていくという施設の創り方を体感しました。

設計者の大建met平野氏からの解説もあり、グループホームという概念に捕らわれ過ぎず、様々な条件とプログラムを合わせた最適解によりつくりだされた場所は事業者と岐阜県担当者と設計者3者が目指した方向性「利用者の過ごしやすさと、もっと人間らしい暮らし」を探究する強い信念によって生まれた場所だと理解できました。

様々なソフト面から取り組みも工夫がされ、この日は1階大開口が設けられた広間で外部と直接繋がり、アニマルテラピーを行うべくわんさんが活躍していました。こんな場所が出来たら良いなぁ。

この後、大建metさんのコンテナ事務所を見学、懇親会まで参加させて頂き日常とは違う分野の専門家の先生方と交流し、多くの刺激を受け過ぎたのか風邪をひいて数日間寝込む事に・・
それにしても小さなコミュニティから大きなコミュニティまで、形にとらわれず最適解を導き出す、この手法が素晴らしく、地方都市でどの様な形を創っていけば良いのかまた、社会との繋がりや関わり方について私たちが目指すところが少しずつ見えてきた様に思います。

施設の皆様、関係者の皆様、貴重な機会を頂き本当にありがとうございました。

 

 
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