長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Apr 16, 2018

高山村

ナラ材を貼ったキッチン
ワイナリーハウス(仮称)さんで

内装壁塗装工事の前に窓枠や梁塗装の仕上げに行きました。
日曜日は
途中まで曇り空で午後遅くから晴れ・・太陽の光が開口のガラスから差し込んで来た時に
何だか救われるような感覚
どこの現場も苦労して苦労して仕上げに向かって行きますが、思いもよらない事もおこります。
特に水を使った材料は思うようにならない事もしばしば。
考え直せば、建築は工業製品の組み合わせだと認識され全てはコントロール可能だと勘違いしてしまいますが
風の向き、太陽の位置、水分量で全部が違っていきます。
この世で自然相手に生きていれば人の手でコントロールできることは本当に僅かなんだろうと思い知らされる日々。
ただ
施主さんには都度、助けられ本当にありがたいです。
ワイナリーで醸造家さんの話を聞くと、葡萄の種類や機材だけでは同じものは生まれないと。
出来る物も違う事、最後は神様からの贈り物、それしかないという神秘的な分野だとのはなし
五穀豊穣 津々浦々 建築の神様やお伊勢参りを思い出し、頭を垂れずにいられません。
その繊細さに納得する日々です。

Apr 12, 2018

1年


昨年サクラが咲いた5月に近くの桜の名所に寄り
桜並木に感動したことを思い出しています。

あっという間の1年でした。
新しい家の子世帯には高遠からやってきたというイワレのある桜が
見える窓があります。

切り取る窓と隠す壁が
明確になったことで、周囲の景色が一段と美しく感じられる様になりました。












中庭にもまた新しい景色が生まれます。



Apr 10, 2018

モルタル



毎日の様にモルタルの表情が変わります。
このモルタル・・駄々っ子の様に綺麗になったり荒く見えたり、最近は本当に手間がかかるなとニヤリとして来ます。
雨があたると
白くなったり日が当たると容赦なくガツンとムラを見せて来るし
撥水材を塗装したらシマ模様に見えたり。
でも明日にはまた違う顔に見えてくるんだろうな・・
背景の山の様に
予想もしていたしクラックや劣化は理解して頂いているものの
ここ数日の様子を見るだけでも何とも振れの大きい材料で
メンテ含め長い付き合いになりそうです。

Apr 10, 2018

垂木塗装



日曜日の午後

サクラが満開の高山村へ
ワイナリーハウス(仮称)さんの縦垂木を塗装してきました。
周囲の畑は選定作業をする農家さんが居て
そんな景色を眺めながら黙々と進めます。
時々は
こんな作業も気晴らしになり良い時間になっています。

Apr 04, 2018

平屋の足場が解体されました。



午後から高山村へ
その帰りに松本の現場に寄ると雲の間から丁度、何筋かの光が放たれ
黄砂と花粉症のむずむず感が一瞬、さわやかな気持ちに・・

辛い毎日です。
以前はただただ信州にやって来た春を喜ぶだけのシーズンだったはず
桜は満開でも気持ちが..(はなむずで)少し複雑な季節になっています。


長野県産材を構造材に使用し信州環の住まいを活用しております。
外皮面積が大きいですが機能性も備えています。

外皮平均熱貫流率 U 値 0.54 等級4
「建物内外の温度差が1℃の場合の部位の熱損失量の 合計」を「外皮等面積」で割ったものです。
・値が小さいほど熱が通りにくく、省エネ性能が高いと 言えます。
等級4の基準は、平成28年省エネ基準レベルです。


きりっと凛々しい外観が現れました。




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