長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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塩尻の既存集落の一角に建てる家「記憶を繋ぐコリドー」
小屋などの解体が終わりすっきり。
伏流水の流れの延長に出来た小さな池に金魚も住んでいるし
・・・・・・・・大丈夫かなぁ。
と心配していた地盤も比較的良好で、年明けに着工になります。
今年は母屋の隣に建てる家の設計を随分させてもらいました。
いくら元気に見えても人間はやがて年をとり、一人での生活は難しくなりますが
傍に暮らす事で親は安心。子も安心。です。
塩尻は雪が降り続き少し積りそう。
私の一人暮らしの母が手袋を忘れて雪かきをしない様に
逐一電話で確認が必要です。
「手袋は仏壇の下の引出にあるよ」「そうだっけ?」
毎日確認してもすぐ忘れちゃう。
本人の望む一人暮らしですが、それは近くに居るから成り立つ暮らしなんですよね。
2007年よりおつきあい。茅野のパン屋さん漸く着工しました。
店舗併用住宅の予定がいろいろあり店舗のみ建築。
そうなると特殊建築物扱いで申請に時間がかかります。
漸くいろいろが進みだしほっとしています。
でもまだまだ難題が!
人生は前向きが一番です!

塩尻で木工事中の「 育むコリドー 」
今日は二階の窓から「奥穂高岳から北アルプス、槍ヶ岳」まで綺麗に見る事ができました。
中でも奥穂高岳は松本盆地だと塩尻からが一番きれいに見えると言われています。
年末に近くなり
お正月のお休みが待ち遠しいです。
お餅の注文も済ませました。豆餅、きび餅、きなこ餅今年はお餅を沢山食べますよ!
塩尻で地盤調査です。
市街化調整区域で実家の横に建てる住宅に
ようやくようやく許可がおりました。
塩尻市には市街化調整区域多いんです。
人口減少時代にそぐわない様な制度だと思いますが
どうこう言っても古い制度はなかなか変わりません。
集落の存続問題もある中で住んでくれる若い世代が居る事だけでも
貴重なのに、なかなか一筋縄ではいかず苦労されている方も多いのが現状。
10年先を見て塩尻市にぼつぼつと提言していきたいと思って居ます。
(もちろん簡単には相手にしてもらえないですけど)
内部足場が外れると完成形にぐんと近くなります。
敷地は3方向が道路に面している為、道路側に面した外部には窓を設けず、中庭を介し内部に開いた大開口とハイサイドライトから光を取り入れ室内環境を保ちます。


ナラ材のフローリングのクリアランスを検討している大工さん。
無垢材は湿度などの室内環境で伸縮する為、0.1ミリか?0.3ミリか?大切な拘りでありがたいです。
