長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所

ブログ BLOG

Jun 08, 2020

セカンドリビング


週末に久しぶりに新しいご相談を事務所でお伺いし
また新しいご家族との出会いがあって
その後、安曇野へ施主と友人を訪ね松本市内経由で帰宅するという
少しだけアクティブな週末を過ごしました。

STAY HOMEの間はWEBで打ち合わせ
今も続いているご家族もありますが漸く通常の(いろいろと新しい生活様式に慣れながら)
生活に戻りつつあります。

セカンドリビング

敷地状況に寄りセカンドリビングという住まい方が
適している場合もあります。

1階を居住空間とした場合、エントランス、車スペース、庭をどうゾーニングしていくか
生活スペースに庭を取り込み視線を遮るかを考えますが

分譲地で土地の形状にそれぞれのゾーンを持つことが難しい場合
暮らしやすさプライバシーを確保できるセカンドリビングが暮らしやすいケースです。

その場合1階と2階を切り離して考えず空間としても
意識としても繋いでいくことが大切になってきます。

エントランスから玄関にはいって階段と土間スペースが絡む場所
そこに外部の光と風景が入り
楽しみながら二階へと流れていく

そんな空間をつくりました。

Jun 02, 2020

共(コモナリティーズ)




曖昧な境界
共(COMMON)
以前の日本には確かに存在した心地の良い大らかな曖昧さ
戦後土地を所有する権利が皆にもたらされ生産性を重視した区画整理、構造開田、水路管理と
国土は計画的に造成され日本も世界も豊かになり所有する喜び満足感は公平にもたらされた。
今も享受しながら失ったものもあるのかもしれない。

私達にとって土手は遊び場でシロツメクサアを摘みお茶をしたり
皆が分け合って使う曖昧な場所でした。

13年前に親の田畑を相続し何年か紆余曲折稲作をしたものの続けられなくなり
田を続けたいという80歳近いお隣さんに7.500円/年(1.5たんぶ)でお貸している。
私たちが水路管理組合に年間の権利費、固定資産税、草刈りの出不足金を支払うので
採算を考えれば大きなワイン醸造会社に売るべきだったかもしれない。

しかし
田をつくりたい人は貴重な存在で
希望がある限り実りをもたらす人を応援する価値があると思う。
お米はお店で買う値段ですが買う事ができてます。

5年前には断れない性格から借りたいという希望を叶えるべく
自費でリノベーションを行い
小さなシェアオフィスを運営協力している。
持ち出した資金の回収は出来ないと解って始めたことだ。

しかし寛容さ曖昧さに救われている。

普段逢えない人と出会い

彼らの世界を感じ見られることは大きな価値です。

幼少期は日常の中で親の時代に残っていた講という考え
共という考えと寄り添って生きていた。

思えばそれは私達の財産であり
今の考えに繋がっていた。

小さな場からやりたい事を実現できる人が増え
再び社会にもたらされる小さな寛容さ。

そして私たちの日常にも
世代を超えた人との関わりが生まれた。

現場近く
田植えを終えたばかりの景色に続ける事の尊さと愛しさを感じ
土手からオタマジャクシを見る。
除草剤との闘いに勝ち生命を存続する強さに込み上げてくるものがある。

境界、共を試行錯誤し
人や場所を通して学び生きたいと思います。

Sep 17, 2019

インフラに思う


台風の影響で停電が続き
大勢の方が不自由な生活を強いられ命さえも危険にさらされている事態を
今の時代はツイッターやSNSで詳細を知る事ができます。
本当に
電気がなければ何もできない私達の生活を何とかできないものかと考えてしまいます。

東北震災以前
オール電化が推奨され家庭の電気容量が増えるだけ増え
風速40メートルに耐えるという電柱では
おぼつかない場所が長野県にも至る所にあります。
(殆どです)
全く他人事ではありません。

蓄熱暖房やエコキュートへ送る家庭への幹線が入替られて
トランスが電柱に乗せられ
支柱で支えられてはいるものの電柱の太さと比べれば不甲斐なくいかにも重さに耐えているかに見える電柱が多くみられます。

此処の所、設計をしている住宅のUA値は小さなボリュームの平屋住宅で
外皮平均熱還流率の検討に力を注ぎ0.41W/㎡Kという数字まで抑えられています。

建物内外温度差を1度としたときに、建物内部から外界へ逃げる単位時間あたりの熱量
(換気による熱損失を除く)を、外皮等面積の合計で除した値。
外皮とは、熱的境界になる外壁・床・天井・屋根・窓・ドア


また年間一次エネルギー消費量もなるべく抑えられる様な環境設計を心掛けてはいますが
特に冬に電気が止まれば命に速結する長野県では
家庭で使うエネルギーをオール電化にはせず
プロパンガス、電気、場合に寄っては薪ストーブ、
場所により灯油と分散型で考えて行く事をお勧めします。




Aug 19, 2019

計画



庭と暮らす家

草屋根の家


時代が変わり、自然が変わり
おのずと敷地との向き合い方も変わり
住まい方ももちろん多様化しています。

分譲地が当たり前の様に四角の区割りで整備され

大多数の住まい手にとっては
当たり前の様に利便性の良い場所となりますが・・

一方では
自然の形を受け入れ自然と共に
暮らすという選択肢も欲しいものです。

その為には整備されていない現状を寛容に考えられるかということになります。


変形地で
宅地延長が長い敷地を楽しいと考えるか
不自由と考えるか人それぞれですが
またそれも「自然」の要求で人が作ってきた場所と考えれば
良い場所となるのではないでしょうか?

Jul 05, 2018

外構工事






高山村のワイナリーで

外構工事中です。
丘陵地であり周囲の農村風景を考慮
建築は自然からの恩恵を受けながら風景や自然を少しずつ変えていく宿命があるものの
四方から眺めたワイナリーは周囲の畑の葉が茂り実りを迎える季節には
すっかり姿を隠してくれるスケール
今年は姫岩垂草を植える土手も初めての冬になる前には
葉を延ばし
周囲に馴染んでくれるだろうと自然の手を借りる前提で土手工事を進めています。
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