長野県の建築設計事務所 スタジオアウラ一級建築士事務所
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引き渡しから1年で点検を!いつも考えているのですがお施主さんも私達もあっという間に時間が経過・・その上、行事などもあったりでついつい1年を過ぎて遅れてしまい申し訳ありません。
それはそのはず、家には何も不都合はなくSAKUちゃん 家の暮らしに慣れて快適に暮らしてくれていました。家の中も引き渡しの時と変わらず整然とされ本当に暖かく快適です!と暮らしてくださっている様子があり解り嬉しい限りでした。
昨年引き渡しをしたコートハウスで
モールテックスに撥水材を塗布しました。
伸縮性があり割れず水にも耐性があるとの触れ込みで
最近注目されている材料ですが撥水材を塗布せず使うと水染みになってしまいます。
研修に参加することが条件で使う事ができる材料ですが、
最初からその事を研修で伝えて欲しかったかな。
また営業の方は回答も早いのですが、問題に関しての返信は来ませんでした。
海外の商品とはいえ顧客対応力がこれから問われていくことになりそう。
同じ様な機能を持たせるなら(追従性はないですが)モルタル磨きに撥水材という方法もあるので
左官材料は試行錯誤の余地ありです。

動線を考えた水回り洗面室は室内干しとクローゼットと繋がっています。
松本市の平屋ですが生活スペースは高く、水回りは低く
4枚の屋根で構成しています。
雨対策の収まりを考え立ち上がりをとり何度も屋根に上り板金屋さんと検討し
綺麗なラインは簡単そうに見えますが
簡単な事ではありません。
写真 新澤 一平
エッジの効いたキッチン 浮遊するイメージと
背面のモルタル仕上げが協調するダイニング
見せない収納と見せる部分のバランスを考えた形
写真 新澤 一平